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佐藤美術館 「第20回奨学生美術展」

佐藤美術館 「第20回奨学生美術展」_f0206488_1230473.jpg

久々に美術館へ。
信濃町、慶應病院と新宿御苑の間ぐらいにある佐藤美術館。
ネットでたまたま見つけて、家から近いし入館無料、というのに実は惹かれて足を運んだ。

いやあ、よかったなあ。





出品作家:佐藤国際文化育英財団第20期奨学生16名 
招待作家2名 特別出品1名 計19名
出品作品: 23点

そうなんです。奨学生の方の展覧会。
佐藤美術館は独自の奨学金制度を設けており、若き才能あるアーティストの卵たちの支援を長年に渡り積極的に行っていらっしゃるとのこと。現在奨学生である方々が主、あとは過去にそうであった方の作品も。

実際出品は全部で23点と少なく、ビルの3階4階が展示スペースになっている。
自分以外誰もおらずゆっくりじっくり堪能させていただいた。

なんというか、大作がずらり。
一人ほぼ1点ずつだから、みる絵みる絵雰囲気からテーマ、絵のタッチや描画方法、まったく違う。
この個展には皆さんきっと特別な思い入れもお持ちだろうし、いろんなパワーを感じた。

ふとした日常を、自然の厳しさと美しさを、人間という強くて儚い存在を、皆さん独自の視点と表現であらわしていた。その、それぞれの絵に込められている思いが、とてもまっすぐ伝わってくる感じがして、ドキドキした。

絵と表題が展示されているが、お部屋の隅に、それぞれの絵の解説をご本人が書いておられるハンドアウトもあった。
絵をじっくり見て自分で勝手に想像力を膨らませ楽しんだあとで、そのご本人の解釈や絵に込めた思いを知ることができて、これがまた2度おいしい。



・・・佐藤美術館のコンセプトは、間違いなく才能ある、そして未来のある画家さんへの支援。
名前が売れているとか、そういうことは全く関係ない。というか、その佐藤国際文化育英財団の奨学金を過去にもらっていて、現在ご高名になられておられる方も数多くいらっしゃるらしい。

受付には、無名だが積極的に活動する若きアーティストの個展のお知らせカードがたくさんおいてあって、そういうのってなかなか情報を得ることができないけど、幸い東京にいるわけだし今回チャンスをいただいたから足を運んでみようかなあと思った。

佐藤美術館。
一目で大好きになりました。
近所でよかった!

次回展覧会も、「神戸智行展─イノセントワールド─」と、大変興味深い!
行ってみよう!



by desreelove | 2011-10-22 12:33 | 本、映画、絵画、音

2012年4月よりカナダトロントに住んでいます。
by desreelove
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