『プロジェクト大山』のダンスを見て @神楽坂
初めて、ダンスというものをみた。
バレエ、とかいわゆるオペラ、みたいな物語に沿って
ステージが進行するわけではないダンスを。
なんといったらいいのか。うまく説明できない。
とにかく、すごかった。
私は、感激した。
すごかったの理由と、どのようにすごかったのかを
書き記したいのだけれども、適切な言葉が見つからない。
私が今までこのような踊りをまったく見たことがなかったからなのかもしれない。
私が踊りのことについては本当に何一つ知識がないからなのかもしれない。
強いて言うと、高校生の時の体育でやった「創作ダンス」が
今まで私の見てきた踊りの中で最も近い感じがした。
(↑いや、ほんと大変失礼ですよね、これは…笑)
でも、ジャンルとして何かに分類できない。
美しい
自然
見たことある動きのような
見たことない動きのような
連続性
ユーモラスだけどちょっとシリアス
緩
急
全体でとらえても、細部を見てもよく作り上げられている
非常によく練り上げられたものだし、自分には到底できなさそうな
動きなのになんだかとてもみていて安心感、というかすんなり
受け入れられる、そして好ましいと思うような何かを感じさせられる。
この何かは何だろう。
心を強く激しくかき混ぜられるようなものではない。
すぅっと自然と私に入ってきて
いや私が入って行っているのか?
それすら分からないほど自然。
そしてその空間に完全に取り込まれる。
そう、踊っている彼女たちと一緒に場を共有していた観客も含めた
すべての人が踊ってこそいないけれどもその踊りに引きずり込まれて
いたというか。
「出し物を見に来た観客」と、「出し物をしている人たち」という境界が
ないような感覚に陥った。
う~~ん、うまく言えぬ。
プロジェクト大山の人たちが何を目的としているのかはよくわからなかった。
けど、全体を通して、そして細部にわたって日常で見たことのあるような
ふとした「しぐさ」ともとれるような動きが「踊り」の中に組み込まれていた。
たとえば何か、ごまをするような動きとか、たとえば水を洗った後に手を
パッパッと払うような動きとか。
これは、とてもよく見なれている。
日常的に自然な動き。
普段気にもしていないような動きの断端なのだけどそれら一つ一つが
無意味な連続性を持って次から次へとじゃんじゃん登場してくる。
こんなに前衛的なのに。
これまでまったく目にしたことがないものなのに。
とても懐かしい感じがした。
一つも無理していない感じ。
人間工学的にとても理にかなった動き。
それが芸術品としてきれいな形で表現されていた。
いつまでも見ていたい、見続けていたいと思わせる『無理してなさ』がそこにはあった。
それから。なにより。
「女って、本当に美しい」
と思った。
ばちぃっと、スーパーモデルのような体でないけれどもあんなに生きる営みをするうえで
不必要なもののついていない体があろうか。
しなやかで、伸縮自在。
緩急を自由に操る、体の支柱、筋肉。
でも、ぎゅうぎゅうに筋肉だけが存在しているわけではない。
女性ならではのまるみ、やわらかさ。
これは、なんだろう。
踊る彼女たちをみて、全体を通して
”とにかくすごい”
がまず先立つけれどもよくよくみると、その体や生きる様は美しくって艶がある。
人間は、本来、踊るためにこういう体で生まれてくるのではないかと錯覚しちゃうぐらい。
とにかく、凄かったんだ!
でも、なんて言えばいいのか分からないから、できれば直接、生を見てほしい。
これだけは言える。
絶対いいもの見たって思えるから!
バレエ、とかいわゆるオペラ、みたいな物語に沿って
ステージが進行するわけではないダンスを。
なんといったらいいのか。うまく説明できない。
とにかく、すごかった。
私は、感激した。
すごかったの理由と、どのようにすごかったのかを
書き記したいのだけれども、適切な言葉が見つからない。
私が今までこのような踊りをまったく見たことがなかったからなのかもしれない。
私が踊りのことについては本当に何一つ知識がないからなのかもしれない。
強いて言うと、高校生の時の体育でやった「創作ダンス」が
今まで私の見てきた踊りの中で最も近い感じがした。
(↑いや、ほんと大変失礼ですよね、これは…笑)
でも、ジャンルとして何かに分類できない。
美しい
自然
見たことある動きのような
見たことない動きのような
連続性
ユーモラスだけどちょっとシリアス
緩
急
全体でとらえても、細部を見てもよく作り上げられている
非常によく練り上げられたものだし、自分には到底できなさそうな
動きなのになんだかとてもみていて安心感、というかすんなり
受け入れられる、そして好ましいと思うような何かを感じさせられる。
この何かは何だろう。
心を強く激しくかき混ぜられるようなものではない。
すぅっと自然と私に入ってきて
いや私が入って行っているのか?
それすら分からないほど自然。
そしてその空間に完全に取り込まれる。
そう、踊っている彼女たちと一緒に場を共有していた観客も含めた
すべての人が踊ってこそいないけれどもその踊りに引きずり込まれて
いたというか。
「出し物を見に来た観客」と、「出し物をしている人たち」という境界が
ないような感覚に陥った。
う~~ん、うまく言えぬ。
プロジェクト大山の人たちが何を目的としているのかはよくわからなかった。
けど、全体を通して、そして細部にわたって日常で見たことのあるような
ふとした「しぐさ」ともとれるような動きが「踊り」の中に組み込まれていた。
たとえば何か、ごまをするような動きとか、たとえば水を洗った後に手を
パッパッと払うような動きとか。
これは、とてもよく見なれている。
日常的に自然な動き。
普段気にもしていないような動きの断端なのだけどそれら一つ一つが
無意味な連続性を持って次から次へとじゃんじゃん登場してくる。
こんなに前衛的なのに。
これまでまったく目にしたことがないものなのに。
とても懐かしい感じがした。
一つも無理していない感じ。
人間工学的にとても理にかなった動き。
それが芸術品としてきれいな形で表現されていた。
いつまでも見ていたい、見続けていたいと思わせる『無理してなさ』がそこにはあった。
それから。なにより。
「女って、本当に美しい」
と思った。
ばちぃっと、スーパーモデルのような体でないけれどもあんなに生きる営みをするうえで
不必要なもののついていない体があろうか。
しなやかで、伸縮自在。
緩急を自由に操る、体の支柱、筋肉。
でも、ぎゅうぎゅうに筋肉だけが存在しているわけではない。
女性ならではのまるみ、やわらかさ。
これは、なんだろう。
踊る彼女たちをみて、全体を通して
”とにかくすごい”
がまず先立つけれどもよくよくみると、その体や生きる様は美しくって艶がある。
人間は、本来、踊るためにこういう体で生まれてくるのではないかと錯覚しちゃうぐらい。
とにかく、凄かったんだ!
でも、なんて言えばいいのか分からないから、できれば直接、生を見てほしい。
これだけは言える。
絶対いいもの見たって思えるから!
by desreelove
| 2009-06-08 14:45
| 本、映画、絵画、音
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